一般社団法人おおくままちづくり公社代表理事の新保隆志です。
本公社は、「かけがえのないふるさと大熊町の魅力を町民とともに再創生する」ことを基本理念として、「つくる・つなぐ・つたえる」の3つの役割を果たすため、町民所有の不動産の相談窓口、交流事業の企画・実施、移住定住の促進、大熊の日本酒「帰忘郷」の販売等を通じ、大熊町の復興・創生を担っていくことを目的として活動しています。
全町避難を強いられてから長い月日が流れましたが、令和元年1月に大川原地区、令和4年6月にかつての町の中心部であった大野駅を中心とした特定復興再生拠点区域の避難指示がそれぞれ解除され、徐々に大熊町への帰還環境が整いつつあります。
また、大熊インキュベーションセンターの開所や現在整備している中央産業拠点・西工業団地への企業立地が進むなど、町は今大きく動き出そうとしているところです。
帰還者はまだ少なく課題は山積していますが、その分、一人一人の果たす役割やまちづくりへの関わりしろも大きいなど、可能性に満ちあふれた町であると考えています。これから町との連携を図りながら、ワクワクするまちづくりを目指して取り組んでまいりたいと思いますので、町内外のみなさまの御支援と御協力をよろしくお願いいたします。